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2024.09.27
ディーゼル(軽油)フォークリフトのエンジン始動について
こんにちは! ディーゼル(軽油)フォークリフトのエンジンにはグロープラグが付いております。グロープラグの役割は燃料を点火することを目的としており、熱面着火という方法での点火を行います。
ディーゼル(軽油)フォークリフトのエンジン始動について共有をさせて頂きます。
熱面着火とは高温になったものに燃料と空気の混合気が触れることで発火し、火種がなくても温度だけで点火出来るといったものです。
始動時以外は電源が不要であり、一度始動したらエンジン内の熱そのものを、グロープラグで保持することで継続的な稼動を行い、燃料が続く限りは動き続けることができます。
ディーゼル(軽油)フォークリフトのエンジン始動には、そのグロープラグをちゃんと起動させる必要があり、
正しく起動させないとエンジンが掛からなくなったり、故障の原因となります。
正しいエンジン始動の方法は下記になります。
①カギを差し、右に1段階回す。
運転席前のディスプレイに各種ランプが点灯します。
②約3秒、そのままにすると写真のコイルマークが消灯します。
③グロープラグが十分に高温になりましたので、カギをもう1段階右に回してエンジンを掛けてください。
以上になります。
特に冬はエンジン内も低温になり、掛かりにくくなりますので、グロープラグを正しく起動させるようにお気を付けください。