フォークリフト修理、レンタル、リースのリフト商事株式会社

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2022.01.28

【フォークリフト修理事例】エンジンのオーバーホール

今回はエンジンオーバーホールについてお話します。





 





お客様から「フォークリフトの下にオイルが垂れているので、見に来てほしい」
とご連絡を頂きました。
確認したところ、エンジンシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間からオイルが漏れておりました。

油漏れ2





 エンジンオイルは適量でしたが、エンジン冷却水(LLC)が全く入っておらず、





オーバーヒートによるヘッドガスケットの抜けによるものと考えられました。





 





エンジンかけ始め(冷機時)に漏れてきましたが、10分位すると漏れは止まりました。
熱でエンジンが膨張して止まったと考えられました。





冷却水も入れてから吹かしをして、ラジエ-タの注入口から吹き返しも見られなかったので軽症だったのが幸いでした。






油漏れ3.1
油漏れ4

シリンダーヘッドを取り外し、歪の点検、傷の点検をして、異常が見受けられなかったので、
研摩後に
新品のヘッドガスケットを付け、ヘッドボルトを規定トルクで組付けて、
バルブクリアランスの調整をして、元の状態に戻しました。

漏れももちろんなくなりました。 





フォークリフトの点検は車と違い、なかなか行わないと思います。





きちんと日々の点検を行っていれば未然に防げた修理内容だったかな?と思われます。





もし点検をやられていないようでしたら、ぜひ弊社にご相談下さい!


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