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2025.09.26
フォークリフトの事故件数
先日、お取引先様であるフォークリフトメーカーのショールームを見学する機会があり、事故の撲滅や、安全確認を継続させる活動についての説明を受け、その重要性を痛感いたしました。
フォークリフトの仕事に携わる私自身も、たびたび事故の話を聞くことがあり、実際にどれくらいの事故件数が発生しているのか調べてみました。
まず事故の件数は毎年2000件程度発生しており、
そのうちの20~30件は死亡事故になっているそうで
“はさまれ”、”巻き込まれ”、”激突”、” 墜落”、”転落”の5つで死亡事故全体の48.7%を占める状況でした。
■フォークリフト事故の発生件数の推移
〈年〉 〈死傷災害(件数)〉 〈死亡災害(件数)〉
2023年 1989件 22件
2022年 2092件 34件
2021年 2028件 21件
2020年 1989件 31件
2019年 2145件 20件
※一般社団法人日本産業車両協会_フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より
■フォークリフト事故の発生原因
〈原因〉 〈死傷災害の割合〉 〈死亡災害の割合〉
はさまれ・巻き込まれ 35.4% 22.7%
激突 27.3% 18.0%
墜落・転落 11.9% 18.0%
その他 13.7% 12.5%
飛来・落下 6.0% 11.7%
転倒 5.7% 17.2%
※一般社団法人日本産業車両協会_フォークリフトに起因する労働災害の発生状況―厚生労働省労働災害統計より
日々の忙しい業務の中でフォークリフトを使った作業でヒヤリハットや危険を感じる場面があるかもしれません。実際の事故にならないよう対策、改善を行い大事にならないよう心掛けていきましょう。本日もご安全に。